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地震保険の契約更新で分かったこと

 

 

地震保険が、5年の満期を迎えることとなり、保険会社から更新の案内が届きました。

 

普段は、保険のことなど気にしていないので、保険証書を引っ張り出し確認しました。

 

現在契約中の保険は、ローンで購入したときに、火災保険と地震保険に加入したもので、火災保険は、35年契約のため期間が残っていますが、地震保険は、5年契約のため、今年満期を迎えます。

 

案内の内容を見ると、保険料が大幅に値上がりしているのと、家財が補償の対象外だと書いてあり、保険証書にも補償対象は、「建物」としか記載がありませんでした。

 

その当時契約した火災保険と地震保険は、建物だけが補償の対象で、家財が対象になっていないということです。

そこで、現在契約中の火災保険と地震保険を見直すべきか、調べてみました。

 

選択肢は、以下の通りとなります。

火災保険を、入りなおすことも考えましたが、前に述べてように、火災保険の保険料が大幅に値上げになるため、契約中の火災保険を解約してしまうと、メリットはないと判断し選択肢から外しました。 

 これから、契約する方や、更新を控えている方の参考になればと思います。

 

 

   (目次)

 

 

 

地震保険は単独では入れない

地震保険は、火災保険とセットでしか入れないこととなっており、単独では加入できません。

また、「地震保険に関する法律」に基づき、政府と民間の保険会社が共同して運営しているため、どこの保険会社で加入しても保険料や補償内容に差がありません。

火災保険の補償内容や保険料を重視して選ぶことになります。

 

 

火災保険は補償内容を選べる

火災保険は、契約内容によりますが、火事で家が燃えてしまったときに補償されますが、火災保険で補償される事故は、火災だけではなく、例えば、落雷で電化製品が壊れたなどの損害、台風で瓦が飛んでしまった場合などの損害や、洪水で床上浸水した場合などの自然災害による損害や、排水管が詰まり床が水浸しになった場合の水濡れ、窓を割られて空き巣に入られたときの盗難などの日常生活における事故も補償されます。

 

ただし、地震・噴火またはこれらによる津波を原因とする火災損害は補償されません。地震等により延焼・拡大した損害についても補償の対象外となっています。

 

また、火災保険の保険料は、保険会社により補償の対象となる事故の範囲や補償される額などが異なります。
そのため、同じ建物を補償の対象とした場合でも、火災保険の保険料は保険会社により異なります。

 

 

地震保険金額は火災保険金額による

地震保険の、保険金額(支払限度額)は火災保険金額の30%~50%の範囲(建物5,000万円、家財は1,000万円までがが加入限度)となります。
つまり、火災保険に追加付帯される、地震保険は、火災保険の対象となっている建物や家財に対して地震による損害を補償する保険ということになります。

 

 

 地震保険料は値上げ

地震保険料の値上げは、2011年の東⽇本⼤震災の影響などにより、2015年に値上げが決定していました。

そして、保険料の⼤幅な値上げを避けるため、2017年(+5.1%)、2019年(+3.8%)、2021年(+5.1%)と3段階に分けた値上げ、3段階で合計+14.7%の値上げをされることになりました。

 

今回は3回の値上げの3回目ということになります。

また、保険料の値上げは、都道府県によって違います。

 

 

火災保険料も値上げ

近年、風水害の急増により、火災保険料の値上げが相次いでおり、2021年も複数保険会社で値上げが予定されています。

 

 

家財の金額は意外と高額

建物内の家電、衣類、その他日常生活で必要としているものを補償するのが「家財保険」です。

家族が多いほど、年齢が高いほど高額になる傾向があります。

一般的には、40歳前後の、夫婦,子供2人の4人家族でも、1200万円ほど家財があるようです。

 

私は、50歳代で、夫婦,子供2人の4人家族ですので、上記よりもあることになりますが、家の中を見回してもピンときません。

 

家財とは何を指すのかというと、建物内にある電化製品や家具、衣類、食器など、「生活用の動産(動かせる財産)」のことです。

動かすことのできない浴槽や調理台、畳、ふすま、エアコンなどは、建物として扱われます。

 

イメージとしては、仮に家を逆さまにしたときに、落っこちてくるものが対象です。

 

家財保険料は損害保険会社ごとに違う

家財保険料は、単体で契約する事もできますので、現在契約中の保険会社に、こだわらず選択できます。

 

保険料や補償内容は、損害保険会社やお住いの都道府県によって、かなり開きがありますので、注意が必要です。

 

まとめ

調べた結果、それぞれ比較してみました。

 

 現在契約中の地震保険を解約して、新たに家財が補償される地震保険に見直すと

  • 契約中の、火災保険と地震保険を、解約して家財の補償がついた契約で、新規契約すると、保険料がかなり高くなるため、メリットなし

 

現在契約中の地震保険はそのまま更新して、別に家財保険に加入すると

  • 家財保険料は、損害保険会社により変わるので、比較して見たら、損害保険会社によって保険料が違うので、安い損害保険会社の商品なら加入するメリットあり

 

現在契約中の地震保険をそのまま更新するが、家財保険には加入しないと

  • 今まで何もなかったとはいえ、家財の補償がないのは、心配でリスクがある。

 

 

以上のように、調べた結果、地震保険については、火災保険とセットのため、火災保険の契約満期までは、解約せず更新するのが最善ですが、家財の補償がないので、別に家財保険に加入するのが、最善のです。

 

このところ、地震以外でも、台風豪雨などの災害が、起こっています。

いつ自分の身に降りかかるか分かりませんし、災害自体が、激甚化していていますので被害そのものも大きくなっています。

 

みなさんも、一度火災保険,地震保険について調べてみてはいかがでしょうか?

 

いつ来るかわからない、万が一に備えを行ってください。

 

 

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